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麒麟がくる

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第9話「信長公妹被嫁浅井事付斎藤龍興落居事」

「信長公の妹、浅井へ嫁(かせ)らるる事。付けたり、斉藤竜興、落居の事」 【現代語訳】 そうしているうちに、美濃衆の過半数(東美濃)は織田信長に従うようになったが、以前として斉藤竜興は、稲葉山城にいて立 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第8話「秀吉公立身之事」

【現代語訳】 永禄4年(1561年)4月中旬、織田信長公は、弟・織田信包をはじめ、6500人の優れた兵士を率いて、初めて西美濃へ出陣し、敵地・美濃国の様子を窺った。すると、その頃、美濃国岐阜の稲葉山城 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第7話「織田信長公由来事付尾州平均事」

【現代語訳】 抑(そもそも)、尾張国の戦国大名・織田信長公のおおよその出自を聞いてみると、先祖・織田常勝は、越前国の劔神社(「織田明神」とも。福井県丹生郡越前町織田)の神主・常昌の子でしたが、延元(1 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第6話「足利将軍家長物語事」

明智軍記第6話【現代語訳】 明智光秀は、約10日間、山代温泉の湯に浸かっていたので、小瘡(汗疹。皮膚病の1種)は完治した。 この湯治中に、敷地天神(菅生石部神社)、山中薬師(医王寺)、那多観音(那谷寺 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第5話「北海舟路事付根挙松事」

明智軍記第5話【現代語訳】 永禄8年(1565年)5月上旬、明智光秀は、小瘡(汗疹)になったので、休暇を申し出て、加賀国(石川県南部)の山代温泉へ湯治に出かけた。 丁度いいついでだとして、長崎(福井県 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第4話「朝倉義景永平寺参詣事付城地事」

明智軍記第4話【現代語訳】 朝倉義景の父・朝倉孝景(天文17年3月22日(1548年4月30日)没)の17回忌に当たる16年後の永禄7年3月22日(1564年5月2日)の朝、朝倉儀景は、一乗谷を出て、 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第3話「明智光秀鉄砲誉事付諸国勘合事」

明智軍記第3話【現代語訳】 こうして朝倉義景は、日を追って、威勢が盛んになっていったので、加賀国については言うまでもなく、能登国、越中国までも、協力に応じるようになった。そして、若狭国の武田大膳大夫義 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第2話「従越前鎮加州之一揆事」

明智軍記第2話【現代語訳】 そうしているうち、永禄5年(1562年)の秋、加賀国(現在の石川県南部)の領民らが一揆を起こし(正しくは「結び」)、越前国のお屋形様(武家の当主)・朝倉左衛門督義景(越前朝 ...

明智軍記

『明智軍記』現代語訳と原文 第1話「美濃国の守護の事。付、明智入道宗宿が事」

明智軍記第1話【現代語訳】 よくよく日本や中国の伝記(書き記された記録の総称)から、国の安定と乱れ、人の繁栄と失脚を考えてみると、どれも人の心の善悪の露頭(露見)に始まり、最後は盛衰、吉凶に大きく分か ...

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