おんな城主直虎第７回視聴率は大幅ダウンの12.9％ 桶狭間の戦いで挽回なるか？

２月１９日放送の『おんな城主 直虎』（第７回 検地がやってきた）の世帯視聴率は、第６回放送の14.5％から大幅ダウンとなる12.9％だった。柴咲コウさんや三浦春馬さん、高橋一生さんなど、人気俳優の出揃った内容ながら、同放送のテーマが「検地」という地味な展開だっただけに一般視聴者からの支持が得られなかったのかもしれない。

『おんな城主 直虎』の第７回は、井伊谷での検地を巡る攻防だった。謀反人の子として今川家に命を狙われながら、帰参を許された亀之丞こと井伊直親。後に井伊家領主となる直親の帰参を認める代わりに、今川家から出された条件が井伊谷の検地であった。
検地とは、土地の測量を行うことであり、要は「年貢=税金」徴収の再確認が行われたわけだが、そのために今川から送られてくる検分役を取り込むための情報収集に次郎法師（井伊直虎）が奔走したり、小野政次と直親の間で確執が起きたり、いささかマニアックな内容となった。

それが視聴率にも反映されたようで、本放送の視聴率は過去最低の12.9％を記録。前回から1.6ポイントも数字を落としている一方で、戦国ファンには、この細かな設定や、直親と政次の微妙な心理状態が少しずつ浮き彫りにされる点などに見応えがあったという声も聞かれ、今後のドラマがどのように進んでいくか、興味深い様相を呈している。

次回放送は2/26日。この回から、今川義元と織田信長による「桶狭間の戦い」に入り、直虎の父・井伊直盛も絡んで大きな転換点となるだけに、視聴率の巻き返しにも期待したいところであろう。

武将ジャパンの「おんな城主 直虎」感想レビュー第７回「検地がやってきた」

【参考】ビデオリサーチ　artv.info