1月8日から放送の始まった『おんな城主 直虎』の世帯視聴率が16.9%だったことが判明した。ビデオリサーチが10日、発表した(詳細はコチラ)。
人気の高かった2016年の『真田丸』が初回19.9%だったのと比べると3.0%低く、逆に評判の悪かった『花燃ゆ』の初回16.7%よりは辛うじて0.2%高い成績。
更に過去の作品を振り返って『軍師官兵衛(18.9%)』や『八重の桜(21.4%)』、『平清盛(17.3%)』と比しても下回っており、「井伊直虎」という知名度の低さが響いている可能性は否めない。
しかし、知名度の低さが初回の視聴率に影響したとすれば、今後のドラマそのものに魅了があれば数字が上向く可能性も十分に考えられ、特に脚本の森下佳子氏には大きな期待が寄せられている。
同氏は、歴史ファン以外の心も数多く掴んだ『JIN-仁-(大沢たかお主演)』や『天皇の料理番(佐藤健主演)』を手がけるなど、その実力は折り紙付き。歴史作品以外にも、『白夜行』や『世界の中心で、愛をさけぶ』などの話題作を担当しており、今後エンタテインメントとしての戦国武将(しかも女性)をどのように描くのか。主役の柴咲コウさん(井伊直虎)と許婚者役の三浦春馬さん(井伊直親)の演技にも注目が集まる。
以下は過去の4作品との比較であり、今後も放送の度に最新情報を掲載していく予定。
タイトル | おんな城主 直虎 | 真田丸 | 花燃ゆ | 軍師官兵衛 |
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第1回 | 16.9% | 19.9% | 16.7% | 18.9% |
期間平均 | 16.65% | 12.00% | 15.84% |
「おんな城主 直虎」の武将ジャパンの第1回の感想レビューはこちら