ＮＨＫの大河ドラマにつきもののハードといえば大河ドラマ館。
「おんな城主直虎」も、１５日からオープンする公式の大河ドラマ館に先立ち、主人公の井伊直虎や井伊一族、関連の遺跡や場所などを紹介する観光施設「浜松出世の館」が浜松市のJR浜松駅近くに、第一回が放送された２０１７年１月８日、オープンした。
入場料は無料。
開館は来年２０１８年１月３１日までで、開館時間は午前１０時から午後７時まで。来館者数２０万人が目標とのことだ。
同館には、直虎の生涯のパネルやドラマで使われた徳川家康の甲冑が展示され、また市内の観光名所をVR（バーチャルリアリティ）で体験できるコーナーもある。約 550 ㎡の敷地で、このうち展示スペースが約 250 ㎡、屋外イベントスペースが約 300 ㎡。カフェ出世茶屋も併設。人気ゲーム戦国BASARAとの関連イベントも計画されているという。
浜松は、徳川家康が大きく飛躍した場所であることから「出世」をキーワードにしており、同館の名前も「浜松出世の館」となった。そのため、直虎だけでなく、家康と井伊直政の展示も充実している。
NHKの報道によると、鈴木康友市長は「浜松は家康公の天下統一の礎を築いた地であり、直虎が育てた直政も家康公に尽力するなど出世と縁のある場所です。浜松の魅力を多くの観光客に体感していただきたい」とあいさつした。
場所 浜松市中区旭町３７（旧べんがら横丁北側）
問い合わせ 浜松市観光・シティプロモーション課
電話番号 053-457-2293
参考 浜松出世の館HP